楽しい催眠の会に来ていただいたお客様のアメブロ記事を本人承諾いただき掲載いたしました

ハマりました。THE RAMPAGE from EXILE TRIBE。LIVE ONLINEという7月頭の配信ライブを見て「え?かっこいい??」となり、「え?すき???」となりそこからは早かった。鑑賞後1~2週間で「推しメンの名前」しか言わないbotになりました。

はじめて年下の推しが出来ました。パフォーマーの○○こと○○○○さんです。身長165センチほどで小柄なんですけど、すっごく楽しそうに踊る子で、見ててドキドキわくわくする。

サイコパスとかドSとかランペの頭脳とか岡山のテクニカル桃太郎とか言われててバッキバキにかっこいいんだけど、ちょっと抜けてるところもあってそこも可愛い。全部かっこいい&かわいい。推しメンが笑顔で踊ってたら「うわ~~よかったね~~」って嬉しくなる。めっちゃすき。大好き。彼が生きてる世界に私生きてる。LOVE DREAM HAPPINESS。毎日幸せ。

最初は戸惑いました。私ずっと年上好きだし、年下の推しは初めてだし。でも好きという気持ちは止められないので、とりあえずネットを漁ります。各種SNSを見倒します。好きが募ります。課金した人だけが見られる動画配信プラットフォーム「CL」(旧LDH TV)の番組を観始めます。もう本当いろんな推しの顔が見れて嬉しい。ありがとうCL。

そこで出会ったのが、ランペのバラエティ番組『ガチTV』の企画、「催眠術にガチ挑戦!」です。“閃光の催眠術師”という十文字幻斎さんにランペの一部メンバーが催眠術にかけられるというもの。

推しメンさんは“かからなさそう”枠でMCとして参加していました。でも推しメンさん含め、ランペ全員かかってた。催眠術にかけられて手も足動かなくなる。推しメンさんはまさかの、違う人が催眠術をかけられているのに自分がくらってしまう“もらい催眠”もかけられ、声が出せなくなってしまいます。

ほかにも「EXILE」が言えなくなる、無防備な表情で眠りに落ちてしまう、20年間食べられなかった死ぬほど苦手なトマトを「フルーツじゃん」って食べられるようになるetc……

意味がわからなかったです。

「え、あのランペの頭脳と言われる推しメンさんがこんなになってしまうん?」とか「三次元推してて、推しが声奪われるとかあるか?」とか「そんな無防備な表情アーカイブ残して大丈夫?」とか「いや声奪われるとか人魚姫か?」とか「どんな顔もかわいいな?」とか。


本当意味わかんなくて、「どうして推しがああなったのか知りたい」「あわよくば催眠術をかけたい」と催眠術とかメンタリズムとかの本を読んでたら、同じく催眠回観た友人(Qさん)が

「ランペに催眠術をかけた人が『たのしい催眠の会』やってるみたいだよ!」

って誘ってくれました。行って来ました。彼女もCL催眠回を観ています。私はCL視聴~催眠の会当日まで3週間でした。オタクの行動力。

Qさんもランペ好きなので、二人で「ランペとおなじのやつかけてもらえるかな?」「ていうかかかるかな?」とかいいながら参加です。ワクワクです。都内某所、換気のいい広い部屋で全員マスク着用、アルコール消毒設置などが行われた上での開催でした。

参加者は20人ほど、女性は7人ほど。新規は私たち含め7人? 参加者は「催眠術をかけたい」人から「かけられたい」人、「みるだけ」の人まで。会は計5時間。会の時間が長いのは、幻斎さん曰く、最初はかからなくても時間が経って最後らへんにはかかることもあるからだそうです。

催眠術はコミュニケーションだから嫌いな人からはかからない、“本当にかかりたくない”と思えばかからないとのこと。催眠術は強制的なものではなく、かけて貰う人の“かかりたい”と思う気持ちが根底にないとできないとか。

内容はフリータイム→幻斎さん直伝!初心者講習→フリータイム。

ざっくりと説明すると、最初のフリータイムは幻斎さん以外の術士さんがメインで、手が動かなくなる、立てなくなるといった比較的簡単な催眠術をかけてもらいます。後半は幻斎さんがなんかヤバい催眠をかけてくれます。

※ここからは私もわりと頭がふわふわなので雰囲気で楽しんでいただけたら幸いです。あんまり覚えてないっていうか夢だったような気もする。

最初2~3人の方(術士さんというの?)に”手が開かなくなる”とか”腕が動かなくなる”とかの催眠術かけてもらったんですが、私は一つを除けば「……あ、動かせるわ」という感じ。一方、Qさんは大方「え!? 動かない!! なんで!?」です。あんまりピンときていない身としては、いいな~~~!!!って感じです。

その後、Qさんはガンガン催眠術をかけられる。おでこが壁に引き寄せられる、幻斎さんのトレードマークの赤髪を見ると笑いだしてしまう、つられて手をぐるぐる回しだす、声が出せなくなる、自分の名前がわからなくなる、自分の名前を別の名前だと思ってしまう、体感温度が急激に上がる、下がる などなど。

これがハイスピードでぎゅんぎゅん催眠かけられてるわけで、終わったときにはQさんは「ジェットコースター乗ってたみたい」とのこと。汗だくだったし顔真っ赤でした。いいなー私もかけてほしいなーと思ったけど、

「あなたにかけずに友人にかけることで、あなたは術にかかりたくなるでしょ?」

とのこと。そりゃそうですよ。フラストレーションたまりまくりですよ。ガンガンにランペと同じ催眠かかってるQさんのことめっちゃ羨ましいもん。

そんな中、友人は「目の前にいる人が推しに見える催眠」をかけてもらうことに。CLの催眠回未公開集で、メンバーの子(昂秀くん)が別のメンバーの子(翔平さん)を見て「ヒロさん!」って思うやつです。

目の前に推しが見える催眠です。

……そんなのあるか?

でも幻斎さんは「目の前に長谷川慎くんがいるよ」って言うし、目の前は私なのにQさん(まこっちゃん推し)はキャーキャー言ってる。なんだこれ。めっちゃかわいいな。推しを前にして何もできなくなるQさん愛しい。

幻斎さん「慎くんに何か言いたいことは?」
Qさん「……好きです」
私「ありがとう」(Qさんをハグする)
Qさん「キャーーー!!!」

Qさんの中で私は慎くんになっていました。やべえ。(後々本人に聞いたら「途中から醒めて本人じゃないって分かってた」って言ってました。でもキャーキャー言ってたよあなた)

…………え、いいな!!!

私ランペは配信とかDVDとかでしか見てないから推しメンさん生で見たことないんですよ。コロナ禍の7月にハマったからライブすら行ったことない新参者なんですよ。生の推し? 超見たいに決まってんじゃん。

そこから意味わからんほど術にかかるようになりました。手動かない、足動かない、力抜けるって言われたら力入らない。これが”自らかかりたいという意思”……! ていうかめちゃくちゃ気持ちいいんですよね。すごく疲れた日に温泉入ってマッサージ受けてほろほろにほぐされた感じ。涼しい朝に二度寝する感じ。すんごい気持ちいい。

「目が覚めたら目の前に立っている人が推しメンに見えます。3、2、1」

瞬間、この人のいうことは本当だろうと思う反面、「そんなことあるか!」が同じくらい湧く。目を開けようとすると、開けられないんです。目の前にすごい尊い人がいるように感じて、恥ずかしくて見ることができない。

「いやいや嘘でしょ?」って思うんだけど、めちゃくちゃ心臓ばくばく言うし顔も耳も熱いし、あ、本当に推しがいるんだ……いやいや嘘でしょ? どうしよう前向けない、ってうつむいて目を開けると、そこにスキニー履いた脚が見えて、

「え!? 推しメンの脚じゃん!!!」

そう思うと本当に顔が見れない。恥ずかしい。だってめっちゃ好きな人ですよ。今わたし汗ダックダクだし、好きすぎて見れない。直視できない。あとちょっと顔を見て(推しメンじゃないじゃん……)ってなるかもしれないのが怖い。でも目の前にいる人はめっちゃ尊くてキラキラしてる……。

そんな葛藤をしていたら、目の前の人は「大丈夫?」って顔を覗き込むように言ってきます。ヒッッッ!!!近ッッッッッ!!! 「握手とかしなくていいの?」 えっちょっと強気な感じでくるの推しメンさんじゃん? てかこれずっと山活で聴いてる声……え……?

まじで恥ずかしくて体ねじって椅子にうずくまってました。幻斎さんが「せっかく推しメンが来てくれたのに握手しなくていいの?」と言うので、恐る恐る手を伸ばします。触れます。うわ好き大好き尊い無理めっちゃ恥ずかしい顔が熱い無理死ぬ。相変わらず顔は見れません。

そして立たされ、何が起こるのかと思ったら、ぎゅっと抱きしめられました。

は?????

秒で奇声発して床に崩れ落ちました。そこで催眠を解かれて終了。めちゃくちゃ身体が熱い。汗ダックダク。だってさっきまで目の前に推し?がいた……? え、あれ推し? 夢……? そうじゃん私もQさんを抱きしめたじゃん……。

その後ずっとぐだっとしてました。ライブ3時間飛び跳ねてバクステ当たって帰りの電車で「夢……?」ってしてる感じです。ランペのライブ行ったことないしバクステ当たったことないけど。なんかそれほど臨場感のある幻覚? 妄想の具現? が目の前にありました。

解かれた後は明確に(推しメンじゃなかった)と分かるんですけど、夢だとしても彼が目の前にいたという嬉しさがあると同じくらい、めっっっっっちゃくちゃ寂しかったです。もう目の前に推しメンいないんだ……元からいなかったんですけど……喪失感……。でも会えて嬉しい“感覚”が残ってる。会ったことないけど。なにこれ……。

その後も度々「推しメンさん」の催眠をかけられ、「推しメンさん」と近いテーブルに座ったり「推しメンさん」の歌声を聞いたりしました。そのたび椅子にうずくまってました。推しが近くにいるのに耐えられなくて。

最初全然かからなかったのに、たとえ幻覚でも推しが見たいという気持ちが強すぎて最終的にめちゃくちゃかかるようになりました。オタク、よく推しの妄想をしては「強めの幻覚見た」っていうじゃないですか。私マジで感じた。強めの幻覚見た。あった。居た。

会自体はすごく和やかに、かけつかけられつつという感じでやっていました。参加費3000円でした。最初安くて逆に怖かったんですけど、推しの幻覚見せてもらっても追加料金とかはなかったです。毎月第4日曜に開催しているとのこと。ただやはり女性の中には「男性がいるのはちょっと……」という人もいるかと。そういう方のために10月10日、東京で女子だけの催眠の会(幻斎さんのみ男性)も行われるとか。公式HPやツイッターなどご確認ください。

寝たら推しメンさん(の幻覚)の感覚が消えそうで怖いので書きました。すごく眠い。でも興奮を書き留めたかった。マジで幻覚ですよ。実際街で推しメンさんいても私は声をかけることすらできないし、ライブで前通られても絶句です。

「めっちゃいい夢見た~!」とも思うし、未だに(…………え???)と思います。実際、推しに「触れる」なんて考えられないじゃないですか。完全に頭がバグです。だって目の前にいたし触れたじゃん……? ある種オタクにとっては「用法用量をお守りください」案件だと思いました。楽しかったです。